世界大会とは

世界大会の目的

 スズキ・メソード世界大会の開催の目的は、未来を担う世界中の子供たちの幸せを願い、文化・芸術のみならず幼児教育の振興に寄与すること、世界中の人々との交流を通じて新たな絆を結び深めることにより世界の平和と友好に貢献すること、にあります。 
 この目的に沿って、公益社団法人才能教育研究会は「第16回スズキ・メソード世界大会」を2013年3月27日から5日間に亘り、長野県松本市を中心に開催いたします。

世界大会概要

■大会の名称
   和文名 第16回スズキ・メソード世界大会
  (英文名 The 16th Suzuki Method World Convention)

■主催機関などの名称
   主催 公益社団法人 才能教育研究会 
      第16回スズキ・メソード世界大会組織委員会 

     ・名誉総裁     
       高円宮妃久子殿下
     ・大会委員長  
       中嶋嶺雄 公益社団法人 才能教育研究会会長、国際教養大学理事長・学長
        中嶋嶺雄大会委員長ご逝去に伴い、紿田英哉大会副委員長が会長代行を務めます。
     ・大会副委員長 
       井上 保   松本商工会議所会頭
       紿田英哉 公益社団法人 才能教育研究会業務執行理事、国際スズキ協会 本会代表理事
       鈴木裕子 公益社団法人 才能教育研究会業務執行理事  
       佐藤文子 公益社団法人 才能教育研究会業務執行理事、松本市教育文化振興財団理事 

   後援
      文部科学省
      外務省
      長野県
      松本市
      松本市教育委員会
       (順不同)

■大会の母体機関
   和文名 公益社団法人 才能教育研究会
  (英文名 Talent Education Research Institute)
   〒390-8511 松本市深志3丁目10番3号

■開催期間
 2013年3月27日(水)~3月31日(日)

■開催場所
 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)、松本市総合体育館、まつもと市民芸術館、
 あがたの森文化会館、長野県松本勤労者福祉センター、松本秀峰中等教育学校、
 才能教育会館 他

■公益社団法人才能教育研究会について
 才能教育研究会の創設者、鈴木鎮一は、1898年(明治31年)に生まれ、ヴァイオリンをドイツでカール・クリングラ―に学び、帰国。その後演奏活動や帝国高等音楽院教授を勤める傍ら、江藤俊哉、豊田耕兒、諏訪根自子、小林武史・健次、鈴木秀太郎、有松洋子などの日本を代表するヴァイオリン演奏家を育てた経験を踏まえ、1946年(昭和21年)長野県松本市に「松本音楽院」を設立しました。これが才能教育研究会(スズキ・メソード)の出発点で、1950年(昭和25年)には文部省(現文部科学省)より「社団法人」の設立許可を受け、世界に通じる教育法「スズキ・メソード」発展の基礎を築いて今日に至っております。また、このたび、内閣総理大臣より認定を受け2012年(平成24年)10月1日付けで「公益社団法人」へと移行し、公益目的事業をさらに強力に推進していく基盤を整えました。

 鈴木鎮一は、子供の才能は生まれつきではなく、環境によって育まれるという、「母語教育法」(日本中の子供たちは日本語を自由自在に話すことができる)を発見しました。どの子の能力も認め、落ちこぼれを作らない、母語を学ぶように音楽を学び、親子で楽しみながら学んでいく、という独特の教育法と教則本によって「幼児教育に対する新しい考え方と方法」を「スズキ・メソード」として、この教育法を実践しました。その結果、それまでの音楽教育では成し得なかった大きな成果を挙げ、これにより才能教育運動が全国に拡がっていくことになりました。

  1958年にスズキ・メソードで学ぶ子供たちのヴァイオリン演奏の映像がアメリカで紹介されると、その音色、芸術性の高さが全米に大きな衝撃と感動を与え、これがきっかけとなって鈴木鎮一のもとにはアメリカのみならず、世界中から数多くの指導者が訪れるようになり、スズキ・メソードは世界へと発信されて行ったのです。

 こうして世界に認められたスズキ・メソードは、現在では世界46ヵ国・地域で約40万人の生徒が学ぶほか、大学の授業にも取り入れられるなど非常に高い評価を受けており、日本国内でも900名の指導者のもと1万5千人を越える生徒が学んでいます。

 鈴木鎮一は、また、「美しい音」とともに「美しい心」を育むことを大切にし、音楽を通じて豊かな感性を育て心の美しい人間を育てることが、平和で豊かな世界を創るとの信念のもとに運動を続けました。その結果、スズキ・メソードは演奏家だけでなく、広く各分野で活躍する多くの人材を輩出することになり、単なる音楽教育を越えた人間教育としても大きな成果を出し続けています。


■大会計画
 テーマ「子供たちの音が、世界をひとつに。」 
 日 程 3月27日(水) 集合日
              指導者研究会
              懇親会
     3月28日(木)~31日(日)
              教室別レッスン
              グループレッスン
              各種コンサート       
              指導者研究会
              分科会
              基調講演
              シンポジウム

■参加予定者数
 国内 4,100人  海外 1,300人
 合計 5,400人

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開催の意義と経緯

wc1-1.jpg第1回世界大会(ハワイ)1975年 1964年3月、ニューヨークの国連本部に10人の子供が演奏するヴァイオリンの音色が響き渡ると、会場は水を打ったような静寂に包まれたあと、万雷の拍手が送られました。

 その時、世界に向けて「私どもは、日本中の子供たちの幸福を実現するために最善を尽くします。皆さんも自国の子供たちの幸福の実現を真剣に考えてください」と挨拶をしたのが、スズキ・メソ-ドの創始者、鈴木鎮一(1898~1998)です。

 鈴木鎮一は、子供たちに対して常に深い愛情を注ぎ、その無限の可能性を信じ、「全ての子供を立派に育てることこそが豊かで平和な世界を創る」との信念を持っていました。

 スズキ・メソードは、演奏家を育てることを目的にしてはおりません。60年以上に亘り子供の幸せを願い、心の美しい人間を育てることを最も大切にしています。

 東日本大震災が日本を襲い、世界情勢も決して安定しているとはいえない昨今、未来への希望はまさに子供たちであり、今こそ子供たちの幸福のために真剣に取り組む時だと考えます。

 スズキ・メソード世界大会では、文化・芸術の発展に寄与するとともに、日本から世界に向けてこの大きなメッセージを発信したいと考えています。

 1975年に第1回世界大会をハワイで開催したのに続き、日本では第6回、9回、13回の大会を開催して来ましたが、1993年の第13回大会開催から10年以上が経ち、スズキ・メソード発祥の地である日本での開催を望む声が世界中から多数寄せられ、今回14年ぶりに松本で世界大会を開催するに至りました。

 世界の目が日本に向けられる中、平和で豊かな世界を目指すメッセージを、子供たちの真剣に演奏する音楽に乗せて発信する大会になるよう私たちは最善を尽くします。