参加後のお礼のメッセージ
世界中のたくさんの指導者、参加の皆様からお礼のメッセージが届いております。
オーストラリアのピアノ科指導者、ブリッセンデン先生からのお礼状
親愛なる末廣悦子先生、そして三谷紀子先生へ。
このたびの素晴しい世界大会に参加することができて、大変うれしく思います。それは鈴木先生の生涯とお仕事に、皆で賛辞を捧げる大会でありました。
私をお招きいただき、あのように幸せな1週間に関らせていただき、ありがとうございました。いつもあの世界大会を思い出すことでしょう。
グリーグのピアノ協奏曲より第1楽章を演奏されたサラ・グヤン・リーさん 私の15歳の生徒であるサラ・グヤン・リー は、北原幸男先生指揮の第16回世界大会記念オーケストラによる「生徒による協奏曲の夕べ」で独奏することができました。北原先生とオーケストラの方々にサポートしていただいたおかげで、楽しく演奏することができました。サラにとりまして、素晴しい経験となりました。
大変、お疲れのことと存じます。お体を休めることができますよう願っております。
ネーダ・ブリッセンデン
(オーストラリア・ピアノ科指導者)
アメリカ・テキサス州のヴァイオリン科指導者、ジュディ・ボシュア・ガリット先生からのお礼状
3週間前、松本で行なわれた、信じられないほど良く組織された第16回世界大会からテキサスへ帰って来ました。月曜日の朝、私はかつて勉強していた才能教育会館を懐かしく見ました! 多分、皆様は今まで仕事の整理をされたり、お体を休められたことでしょう。
ジュディ先生の教室レッスンの様子(松本美須々ヵ丘高校) 参加者が迷わず正しい会場に時間通りに安全に到着し、楽しく学ぶ事ができるようにと、たくさんの必要な手配をしてくださった世界大会実行委員会の皆様や関係者の方々に、私の感謝の声を加えさせていただきたいと思います。
皆様の献身的なご努力のおかげで、鈴木鎮一先生のお心が満ちている松本の地で、多くの参加者が新しい友人を作ったり、世界中から集った友人と旧交を温めたりすることができる素晴しい機会を与えていただきました。
世界大会の期間中、私は非常に多くの美しい音楽の思い出を作っただけでなく、参加者の小さな親切の思い出や、ちょっとしたジョークにも笑っている4ヵ国から参加した私のクラスの子どもたち、同僚の先生方との素晴しい討論や、舘ゆかり先生のフランス語の講義などの思い出を作ることができました。
さよならコンサートの時が一番心打たれた瞬間でした。光栄にも、鈴木先生が作曲された「無窮動」や「アレグロ」のサインをさせていただき、子どもたちと一緒に”震災ヴァイオリン”で演奏することができました。何千人もの子どもたちが一緒に演奏しているのを見た時、彼らの目と音を通して、一人ひとりが持っている生命力の素晴しさや、彼らが互いに持っている力の信じがたい強さを実感する事ができました。「能力は育てることができる」という鈴木先生の信念と「音楽が世界を救うであろう」という、カザルスの言葉そのものを感じました。
私は鈴木先生が、“はい、‘愛深ければ、なすこと多し’ですよ” と満足してご覧になっておられるご様子を想像しました。
1978年のグランドコンサートの時です。子どもたちが、バッハのドッペル・コンチェルトを弾き始めた時、私は武道館のフロアで鈴木先生の隣におりました。鈴木先生は目に涙をためて、私をご覧になっておっしゃいました。
「どうですか、どの子もできますよ」
私はこう考えたことをはっきりと覚えています。
「はい、先生のおっしゃる通りです。 私たち二人とも、今、3,000人の子どもたちとここに一緒におりますが、それは、鈴木先生がスズキ・メソードの理念をお持ちになって、決して諦めなかったおかげです」と。
参加者一人ひとりが素晴しい瞬間を経験する機会を与えていただき、ありがとうございました。皆様の長期に亘る献身的なご努力なしには、起りえないことでした。
世界中の多くの人たちが感謝しています。
心からなる感謝を込めて
ジュディ・ボシュア・ガリット
(アメリカテキサス州・ヴァイオリン科指導者)
高円宮妃殿下のお友だちでいらっしゃる、レディ・アイヴォリーさんからのお礼状
親愛なる末廣悦子先生へ。
私たちは松本で何と素晴しい時を過ごしたことでしょうか!
高円宮妃殿下をお訪ねする旅行プランを立てておりました時は、私たちが日本滞在中に妃殿下が世界大会を開催するということは存じませんでした。
私の二人の子どもたちもかつてスズキ・メソードでヴァイオリンとピアノを習っており、ダブリンで行なわれた世界大会にも参加いたしましたので、私たちもスズキ・ファミリーの一員と感じております。今回、皆様と再びつながりができますことは私たちにとりまして、大きな喜びでした。あなたにお目に掛かれましたことも大変嬉しいことでした。私は世界大会と同じような状況に関係しておりますので、松本の世界大会が申し分なく良く組織されていたのを拝見し、大変感動いたしました。皆さん全員がどれほど一生懸命仕事をされて来られたか、私は存じております。BRAVO !!!
娘のロザンヌ と私は世界大会期間中大変お世話になりましたので、どなたに連絡を取って、お礼を申し上げたらよいか紿田英哉さんに伺いましたところ、あなたが適任であると伺いました。大変ありがとうございました。あなたから皆さんに私たちの感謝の気持ちをお伝えいただけましたら幸いです。
私たちは鈴木鎮一先生が成し遂げられたことへ、以前にも増して大きな尊敬の気持ちで、また、音楽に満ちた心で、イギリスに戻ってきました。
レディ・オーナ・アイヴォリー
レディ・オーナ・アイヴォリーさんは、高円宮妃殿下のご親友で、ちょうど来日中のところ、妃殿下とともに世界大会にご参加くださいました。ご自身がスコットランド王立音楽演劇アカデミー、キングスカレッジ(ロンドン大学)、ケンブリッジ大学、ロンドン王立音楽アカデミーで学ばれたプロフェッショナルなヴァイオリニストあり、国立バレーカンパ二―会長、スコットランド王立音楽、演劇アカデミー理事長を務められ、またスコットランドの伝統音楽のための新しい国立芸術大学「国立バグパイプセンター」を創設され、そこでスズキ・メソードの概念を紹介されております。お二人のお子様方をスズキ・メソードのヴァイオリン、ピアノで育てられております。今回スズキファミリーの一員としてご父兄の立場からのお礼状としてご紹介させていただきました。
これらのほかにも、世界中の指導者からお礼のメッセージが届いております。それらは、英文サイトでご覧ください。
英文サイト